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2016年12月28日

大阪をおもしろくする会12月定例会 「北堀江から南堀江 堀江今昔物語」

寒い中、36名の参加を得る。今年になって毎回30名を超える参加者である。5年前始めた頃は10名ばかりだったのが次第に人気が出てきた。さて来年はどうなることか。
なお、これで今年の街歩きツァーはすべて終了。今年は色々とあったが何とか40回を超えるガイドをしたこととなった。改めて健康に感謝をしたい。

今回のツァーはまず、13:30に西長堀に集合しまずは「あみだ池」へ。
古代、廃仏派の物部氏によって池に投げ捨てられた阿弥陀如来が、推古天皇10年(602)に信濃の住人・本田善光に拾われて善光寺まで運ばれたという言い伝えがある。なぜ難波の堀江がここ?善光寺に阿弥陀如来が??色々疑問が湧くがいわれ、落語の話などを語る。ここで私を含め皆さんが初めて見る「お焚き上げ」の儀式を見ることが出来た。年末らしい儀式であるとともに、仏壇などがどんどん燃やれ炎が空高く上りそのまわりで、住職がお経を唱える姿が神秘的である。







その後堀江六人斬り事件の山梅楼跡、南北堀江に分かれた堀江川とそれに架かっていた高台橋、グリコ発祥地、勧進相撲発祥地、紀州藩邸跡、関西電力発祥地、、、
そして現代のアメリカ村、堀江の隆盛を築いたなにわのスパーおばちゃん、故日限萬里子を足跡を訪ねる。アメリカ村では若者であふれその文化を垣間見たがこの子達、先人の苦労は知っているのだろうか。最後に難波津の場所候補である御津神社で本日のツァーは終了。
ツァー後はこれまた定例の心斎橋にある中華料理店で忘年会を兼ねたグルメ会を実施。今回も皆さん、知らなかった大阪を知ることができ大阪に愛着を持って生きることができると喜ばれた。

いつまでも元気で大阪の良さを世界にアピールしたいものだ。

  


Posted by 沖本然生  at 02:25Comments(0)沖本然生