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2025年03月19日

「驚きの街、古代から続く異文化ただよう鶴橋今昔物語」

アジア協会アジア友の会(JAFS)のチャリティーウォーク
「驚きの街、古代から続く異文化ただよう鶴橋今昔物語」
●日 時:2025年5月17日(土)
     午後2時(14:00) 集合
●場 所:JR環状線鶴橋駅中央改札口
●参加費:1000円(支援寄付含む)
●案 内:歴史案内人 沖本 然生
●定 員:30名(要申し込み)

私が応援しているJAFSのウォークです。20年ほど前から実施している歴史ウォークで参加することでボランティアに参加した事になります。歴史興味無い方も是非どうぞ参加してください。

問合せ: 世話人・なにわ西地区 伊藤 Tel.090-2410-5529 メアド ito.masaru320@gmail.com
詳細、申込等は下記JAFSのHPを参照してください
https://jafs.or.jp/news/eventinfo/20250305_3.html




  


Posted by 沖本然生  at 00:46Comments(0)

2025年03月08日

 大阪おもしろ学『大阪の地名由来』

私が主催する「大阪おもしろツァー」の例会。

冬場、夏場は外回りは大変なので講演会。会場は便利な天満駅前の北区民センター、部屋は余裕を持って2部屋連続の場所を借りて。ただ思ったより参加者は少なく40名ほどでしたが
演題は
知っているようで知らない「大阪おもしろ学『大阪の地名由来』

2時間、大いに盛り上がり参加者からは質問が飛び交い、「他の講演にない内容で楽しく頭に残った、高齢者大学校の講座の何倍も良かったと」の感想を多く大いに心づく。

講座後の恒例食事会は「ベジタブルonion」、ここは泉州野菜をメインに色んな食事が頂けるお店で、見つけた当初はがらがらであったのにこの日は表に行列が、ご免といいながら一同中へ。
部屋を借り切り楽しく90分食事とお喋りを楽しみ頭とお腹を活性していただきました。

10数年来「歴史と文化の大阪」を知ってもらいたく活動をしています。その為費用も実費に近い¥800で(以前は¥500)。入会金、年会費も無料
これで保険、資料、下見、会場代(マイク代、プロジェクター等)そのため毎回美味しくて安いお店を探しまわり、講座のさいは講座生に払って貰うのではなく私もきちんと支払います。
グルメ会を毎回開催するのが一番大変で費用もかかるのですが他の講演にはない私の独自の方法で、参加者も大いに楽しみにされて居るので大変ですが、止めるわけにはいけません。

¥1000に上げたらどうかとはいって貰いますが、誰でもが参加し易いようにこの値段で当分続けるつもりです。


  


2025年01月17日

シニア自然大学校の本年最初の講座開始


シニア自然大学校の本年最初の講座が始まる
午前は
「知っているようで知らなかった『凄いぞ大阪の神社仏閣』」

という演題で10時から12時まで休みなしで講義を実施した。
内容は四天王寺と住吉大社についてです。
四天王寺は法隆寺より古い日本最古の官寺である。何故1400年を越える今日まで残ったのか、それ故に歴史と伝説、色々な謎を含んでいる。
住吉大社の住吉造は神明造の伊勢神宮、大社造の出雲大社と並んで最古級の神社形式(国宝)であるわけで。
1800年以上続いたその存在感、歴史、その本殿の並び方をはじめ数々の謎は存在する。
これら大阪の誇る歴史的遺産を文献、図面、画像で分かり易く、シニアでも興味が持って頂ける内容で講義をした。


午後は場所を四天王寺に移して現地講座。
「四天王寺の謎と庚申街道を歩く」
午前の講義内容に基づきより具体的に受講生の目で確認して頂き、日本最古の庚申街道を案内した。1300年前の歴史街道が今でもJRの線路、近鉄線路を地上を地下を今も残っていることを感じてもらった。

寒かったが皆さん熱心に私の話の耳を傾けて頂いく。シニア向けに講義内容を吟味している結果かな。
その後の講座担当者、ならびに講座生から今までの各講師陣の講座なかでも一番良かったとのメールを頂きホットする。



  


2025年01月12日

西長堀川界隈

寒いのでウロウロ外を歩くのではなく建物見学を主に考えました。
一同、行ってとのないところだらけと云うことで皆さんに喜ばれて良かったです。

細野ビルヂング
 細野組営業部として昭和11年に竣工した。細野組は明治時代、大阪市から大阪築港や御堂筋の工事を請け負い、芦屋六麓荘の総合開発、芦屋学園の創立などを手がけ商都大阪の完成に尽力した。その財力の贅を尽くして凝りに凝った造り。このビルの不思議は窓から柱、階段、部屋、それら全て非対称なのです。貴重なビルをオーナー自ら地下から屋上までを案内していただき感謝、感謝





西長堀団地
 日本住宅公団による都市型高層住宅の第1号で1958(昭和33年)に高層住宅の試金石としてこの西長堀アパートを建設した。初期の家賃は2DKで16,500円であり、当時の大卒初任給の1.4倍であった。この住宅には著名人の居住も多く、司馬遼太郎、森光子、野村克也や石浜恒夫などが居住していた。完成時高さも、家賃も大阪一番高い。

土佐稲荷神社(三菱発祥の地 岩崎家旧邸跡)
 かつては土佐藩蔵屋敷があり、明治2年(1869)、岩崎弥太郎が、後藤象二郎の肝煎りで土佐藩の負債を肩代わりする条件で船3隻を入手して海運業を始めました。明治6年(1873)3月、三萎商会と改称。三菱財閥の起こりです。土佐稲荷神社は三菱発祥の地である。


木村 蒹葭堂(きむら けんかどう)
 江戸時代中期の、元文元年(1736)11月28日生まれ。造り酒屋と仕舞多屋を兼ねる商家の長子として生まれる。近年「浪速の知の巨人」と称され評価が高いが、その知識や収蔵品を求めて諸国から様々な文化人が延べ9万人彼の元に訪れた。

あみだ池大黒
 文化2年(1805)創業。米をおこしの原料にすることを思いつき参勤交代、回船等により全国に伝わる。また日露戦争時には、恩賜の菓子として阿弥陀池大黒のおこしが選ばれ35万箱を3ケ月の納期内に完納しました。おこしは兵隊達の人気を博し、昭和20年(1945)まで宮内省御用達となります。
全国各地から集められた約3500体の大黒様を集めた蔵は、第2次大戦の戦火でも焼け残る。年末の一番忙しいこの時期に貴重な大黒様のコレクション外、対応していただき、あみだ池大黒には感謝の気持ちが一杯。これからも大阪土産に使おう。


あみだ池(和光寺)
 阿弥陀池は古代からあって、霊水が湧く有難い池で、廃仏派の物部氏によって池に投げ捨てられた阿弥陀如来が、推古天皇10年(602)に信濃の住人・本田善光に拾われて善光寺まで運ばれたという言い伝えがあります。


鰹座橋、白髪橋、土佐稲荷等この辺りは土佐だらけ。
  


2024年12月31日

大阪おもしろツァーの案内

どなたでも参加できる「大阪おもしろツァー」
25年度分の予定表をお知らせします。
会員登録されますと毎回、詳細講座案内を送ります。
登録は無料で年会費も無料です。参加したときだけ実費費用だけでです。
どなたさまでもどうぞ参加してください。




  


2024年08月14日

聖徳太子は未来を見通せた?!

信仰の対象としての聖徳太子
今夏、「知っているようで知らない」シリーズで「宗教都市大阪」という演題でお話を
その中で「聖徳太子は未来を見通せた?」について
日本書紀に聖徳太子は「まだ実現していないことを、あらかじめ知っていた」という。 つまり聖徳太子は未来を語る予言者とある。時代ごとの書物にも見つかったとの記述が見られる。代表的なのは下記の通り。
◎『平家物語』巻八「山門御幸」
三種の神器をたずさえて、平家一門西国をめざして落ちていくという状況の中
「・・かかる事あるべしともおぼえず。聖徳太子の未来記にも、けふの事こそゆかしけれ」
◎『明月記』 1233年 (天福元年)11月20日の記述
瑪瑙(めのう)の石箱が発見され、そこに聖徳太子の未来記が刻まれていた。
◎『太平記』巻六の「正成天王寺未来記披見事」によると、正成が聖徳太子の未来記を見たのは1332 (元弘2年)8月3日
「隠岐に配流された後醍醐天皇が再び帝位に就き、鎌倉幕府を滅亡に導くであろう」という啓示を受けた。  
◎江戸時代には、「先代旧事本紀大成経」が発見され話題となる。
全72巻で構成されており、69巻の「未然本紀」が未来記?幕府は偽物であると断定し、出版と販売を固く禁じた

●写真1  国宝「聖徳太子御手印縁起(四天王寺縁起 根本本」複製本
1007年(寛弘4)金堂から発見され、御手印縁起は聖徳太子が作成して手印を印したというもので,予言の書として世間の注目をあつめた。
ただそれは藤原道長の帰依と助成を期待して寺僧が偽作したものとされている。

●写真2
国宝 「四天王寺縁起(後醍醐天皇宸翰本)」南北朝時代
                  「いずれも四天王寺」
後醍醐天皇宸翰本
楠木正成の後をうけ、建武2(1335)年5月8日に、後醍醐天皇が四天王寺にて『四天王寺縁起』を閲覧する。太子の本願に感銘を受けた天皇は、自から書写して正本とし、「太子の聖跡は何人の目にも触れさせるものではないので、これよりのちは堂内から出してはならない」と奥書にしたためた。
  ※宸翰とは 天皇の直筆の書でほとんどが国宝
その結果四天王寺は国家と繁栄は四天王寺があってのことと大いに地位向上
このように古代から近世まで、時代ごとの宗教都市大阪に関する事例を分かり易く講義をした。2時間が2コマ4時間の講座です。
一時期「ノスタルダムスの予言」としてマスコミを賑わしてきましたが我が国の「聖徳太子の予言」の方が1000年程古くより多くの予言をしています。マスコミもよく分からんアチャラの人より日本の英雄の話を取り上げてほしいものです。
なお、聖徳太子の「未来記」に関しては色々な書物が出ています。皆さんも一度解釈されて見たらどうですか。
  


2024年08月09日

知っているようで知らなかったシリーズで「宗教都市」其の1を実施

酷暑の8月は歴史まち歩きは実施する側もされる側も大変。ということで座学が中心です。
「知っているようで知らない」シーズで、「大阪の地名の謎」「大阪の難読地名の謎」「大阪の地理」「大阪観光」「掘って埋めての大阪」「大阪の鉄道」「大阪の謎」「浪速名所獨案内等古地図による大坂紹介」「なにわ伝統野菜」・・・・・等、あまり専門家もしない演題で楽しく、興味を持って頂ける内容で毎回好評を頂いています。

8月6日は「城東区民センター」にて40人以上の参加をいただき「良かった、初めて知った、また是非参加をしたい」等お褒めの言葉を頂いた。
8月7日は場所を「東成区民センター」に場所を変えて実施、50名を越える参加者、本日も皆さん一人のコックリも無く無事終えた。
なお、恒例のグルメ会は6日は、蒲生4丁目で一番人気の古民家和食「蒲生草薙庵」を貸切で。
7日は韓国家庭料理フルコース「オモニ美道」にて、これまた貸切で大いに喜ばれ、また参加者皆さん仲良くなり真夏の昼下がり大いに盛り上がりました。

7日は阪急百貨店上17階のNHK文化センター梅田で実施しました。
終了後、恒例の食事会は外の出ず阪急百貨店のレストランで楽しく懇談をしました。

3連チャン後はお盆を過ぎて今月はあと2回で終わり。

講演会風景


7日の水晶板による「サムギョプサル」



  


2024年07月27日

「天王寺蕪」旧天王寺村に残る安倍晴明と幽玄の世界を訪ねる

天王寺蕪は旧天王寺村付近が発祥で、江戸時代から栽培されている。主に漬け物需要が主である
阿部野のこの辺りは古来から畑と原っぱ、いわゆる原野でそこに古墳が点在し数々の能の舞台となった。それらに関する歴史が詰まった地を歩きました。


主な行程
大阪高等学校跡→小町塚・播磨塚→伝北畠顕家の墓→王子卓球センター跡→天王寺蕪記念碑→阿倍王子神社→熊野街道→安倍晴明神社→馬車鉄道跡→松虫塚

天王寺蕪

古地図

阪堺上町線

北畠顕家の墓
伝北畠顕家の墓:北畠顕家は南北朝時代の武将で、後醍醐天皇に仕え、父の親房公とともに奥羽平定にあたった人です。この地は太平記に「5月22日(1338延元3年)、和泉の境、阿倍野にて討死し給ひければ、相従う兵悉く(ことごとく)腹切り疲を被って(きずをおって)一人不残(ひとりのこらず)失せにけり」と記され、顕家公が20余騎の手兵で足利尊氏の大軍を迎え討ち、弱冠21歳で戦死したところと伝えられています。墓碑は、享保年間(380年後)に建てられたものです。

播磨、小町塚
古書「芦分船」には小野小町の墓と伝えられる。零落の果てに死んだとされる小野小町の墓は東北から九州まで全国にあると伝えられる。播磨南北朝時代合戦で戦死した播磨の武士を弔った塚と言われる。どちらもいつ造られたか分からない。もとは古墳ではないか言われている。

安倍清明誕生地
平安時代に陰陽師として活躍した安倍晴明(921~1005)の生誕伝承地であり、寛弘4年(1007)にその死を惜しんで花山上皇の勅により創建されたと伝えられています。
境内には、飛び跳ねた格好の白狐の像(葛の英霊狐飛来像)と「安倍晴明生誕伝承地」及び晴明の産湯を汲んだとされる井戸が並んでいます。


阿倍王子神社の天王寺蕪記念碑
天王寺蕪は旧天王寺村付近が発祥で、江戸時代から栽培されている。主に漬け物需要が主である
阿部野のこの辺りは古来から畑と原っぱ、いわゆる原野でそこに古墳が点在し数々の能の舞台となった。それらに関する歴史が詰まった地を歩きました。



  


2024年07月16日

夏期特別講座 「宗教都市大阪」

「大阪おもしろツァー」夏期特別講座
『宗教都市大阪』

日時:8月6日(火) 10:00~12:00
場所:城東区民センター(4F)
講師:「大阪をおもしろくする会」代表
    大阪歴史案内人 沖本然生
参加費:¥800

終了後 グルメ会有り

  


2024年06月29日

おもしろツァーの案内

私は15年以上前から大阪の良さを伝える活動を実施しています。
高齢者大学校、区民カレッジ、大阪市の講座等でずっと続けて欲しいという声を受け「大阪おもしろツァー」をずっと続けています。大阪の歴史・文化のみならず、座学、グルメ会も実施しています。
登録は簡単メールで申し込んでいただきますれば詳細案内を差し上げます。入会金、会費は無料で参加した必要経費いただきだけです。