2016年08月08日
おもしろ大阪学{地名の謎}
「大阪をおもしろくする会」の定例会。
今月はこのクソ暑い暑さを逃れて、室内での講演とした。場所は福島区民センターにて実施する。猛暑のなか、集まるのか危惧したが、会場定員いっぱいの42名集まってくれ、うれしい次第である。
地名は、第一級の歴史資料であり、大阪は古代から連綿と続く歴史の街である。
その地名は古代の謎を解き明かすこととなる。世代、時代を越えて継承されてきた地名は文化遺産ともいえる。
まず「なにわ」、「難波」の変遷、「小坂→大坂→ 大阪」、「近畿」と「関西」の話、「大阪」と「梅田」の違い、阿倍野、安倍野、阿部野の謎、番地に個人名の謎、地名にアルファべットが、そして最後は難読地名の解説である。「十三」って、「放出」はなんど「はなてん」、「遠里小野」「柴島」、「杭全」、「茨田」、「喜連瓜破」の由来で、その千年以上も歴史があるこれら難読地名の話で皆さん喜んでいただけた。
2時間限りの講座であったが、地名をきっかけとして、大阪の街の歴史的価値を知っていただき、親しんでもらいたいという当方の思いは十分理解されたと思う。講演会終了後、多く方より今後もこういった講演会を続けてほしいと要望され、今後も第2、第3弾として実施したい。
今後は、「大阪弁」、「東西の違い」、「食文化」、「大阪の謎」色々と考えられる。
これからも、行政、マスコミが伝えない真の大阪の良さを発信したい。
「何でもはじめは堺から、世界に開かれた堺旧港と環濠を歩く」
大阪おもしろ学『大阪の地名由来』
西長堀川界隈
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